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  • 五月人形

五節句の一つ、端午の節句が五月五日に定着したのは悠遠の昔、奈良時代のこと。邪気を払う菖蒲などを飾り、厄除け、
そして健康を祈りました。やがて武士の世になり、菖蒲は武事を尊ぶ気持ちを表した「尚武」、そして「勝負」へ。

鎧や兜を纏った勇ましい姿は、磨かれた技術から生まれた造形美です。

京甲冑

粟田口清信AWATAGUCHISEISHIN

京都 粟田口の刀匠 三条小鍛冶宗近の流れをくむ現在の四世は、素材は昔と変わらず、全ての工程は手作業で、「ほんまもん」をつくることを信条に日々精進する。

  • 本金箔押小札 正絹赤糸縅 長鍬形 兜
  • 本金箔押小札 正絹赤糸縅 長鍬形 兜

京甲冑

京北野 平安武久KYOKITANO HEIANBUKYU

名工 初代平安武久の息子としての自覚のもと、部材の組み合わせ、仕上げの美しさにこだわる。特に鍛金、手彫の鍬形には定評がある。

  • 本金箔押小札 正絹緋縅 手彫鍬形 兜
  • 本金箔押小札 正絹緋縅 手彫鍬形 兜

京甲冑

平安武久寛宗HEIANBUKYUHIROMUNE

初代平安武久の息子として武久寛宗を名乗り、京甲胄の真髄である豪華さと重厚さを併せ持ち、仕事の丁寧さでは群を抜いている。特に漆塗小礼、燻銀金具は見事。

  • 漆塗小札 正絹縹中濃縅 砂摺鍬形 兜
  • 漆塗小札 正絹縹中濃縅 砂摺鍬形 兜

甲冑

別所実正BESSHOJISSHOU

平安から鎌倉、室町時代の美しい甲胄や江戸時代の装飾甲胄を元に、独自の装飾を加えた作品を創作。鍛金、彫金を全て手作業で仕上げる。

  • 菖蒲彫金 長鍬形 兜
  • 菖蒲彫金 長鍬形 兜

甲冑

平安道齋HEIANDOUSAI

現存する甲冑を再現すべく日々精進する。真髄である純金箔押小札を施した作品は高級感あふれ、見るものを飽きさせない。

  • 純金箔押 総裏赤糸縅 兜
  • 純金箔押 総裏赤糸縅 兜

木目込

原孝洲HARAKOUSHU

三世原孝洲の女性としての感性を取り入れた武者人形。造形の力強さと表情の柔らかさを併せ持つ。

  • 正絹龍村裂 木目込 大将
  • 木目込 兜大将

鎧着

松崎幸一光MATSUZAKIKOUIKKOU

自然な立ち姿でかわいくもあり、凛々しくもある表情が秀逸。大変手間のかかる極細糸縅の鎧を着用する。

  • 黒小札赤糸縅 鎧着武者
  • 黒小札縹糸縅 鎧着武者

鎧着

壹三ICHIZOU

子どもの自然な表情を表現し、造形の凛々しさと優しさを感じさせる。甲胄は鈴甲子雄山作。

  • 伊達(雄山作鎧着)
  • 立武者(雄山作鎧着)

下記作家の五月人形や鯉のぼりも展示しております

  • 甲冑:平安一水、鈴甲子雄山、大岡一甲、大越忠保、加藤峻成 他
  • 木目込:金林真多呂、鈴木國与志 他
  • 鯉のぼり:ワタナベ鯉、徳永鯉 他