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- 雛人形
弥生の一日、無病息災を祈って人形を川や海へ流す「巳の日の祓(みのひのはらえ)」。
平安の貴族たちが、夫婦に見立てた一対の人形で興じる「ひいなあそび」。
いにしえに行われた神事や遊びが、時を経て雛祭へ。子や孫の健やかな成長を、匠によって仕上げられた人形たちに託します。
京雛
平安雛幸HEIANHINAKOU
安政二年の初代より現在の五世雛幸に受け継がれた最上の素材を使い、見えない部分にまで気を配る京の手技で最高級の人形づくりを行っている。
京雛
平安清甫HEIANSEIHO
京人形師の四代として伝統的かつ独創的な活動を続けています。素材はもとより、人形を形づくる最終工程「かいなおり」には、ことさらこだわりを持っている。
有職雛
清水久遊SHIMIZUKUYU
女性作家ならではの色彩感、また新しい素材の発掘で独自の世界を切り拓く。現代の感性にも合う和モダンを基調とし、格調の高さとともに優しさにあふれた人形づくりを行っている。
京雛
三宅玄祥MIYAKEGENSHO
京人形師として「きちっとした仕事」を信条とし、五百余りの裂地部品、数百工程を要する人形づくりに真摯に向き合っている。
木目込
原孝洲HARAKOUSHU
名工 原米洲の三世として原孝洲と名乗り、女性らしい感性を取り入れたお顔や造形のかわいらしさ、上質な衣裳の色調の柔らかさを最大限に表現している。
木目込
金林真多呂KANABAYASHIMATARO
木目込人形発祥の京都 上賀茂神社より正統伝承者と認められ、伝統的技法を用いながら新しく工夫を加えた人形づくりを続けている。
木目込
松崎幸一光MATSUZAKIKOUIKKOU
一体一体彫刻作品のような表現を淡い色使いで形にし、新しい試みをいち早く取り入れ、どのようなシーンでも存在感を示す作品が特徴。
木目込
鈴木賢一工房SUZUKIKENICHIKOUBOU
名工 鈴木賢一氏の想いを受け継いだ弟子たちが、鈴木氏の信条であった「守るべき伝統、土台の部分を大切に」を、忠実に再現した人形づくりを行う。
下記作家の雛人形も展示しております
- 衣装着:蓬左佳峰、田村芙紗彦、小出松寿、ほうこ、大峰 他
- 木目込:ひととえ、またろび 他